王家の日常 忍者ブログ
最近、腸を揉んでいます(何)
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2024/11/02 (Sat)
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2008/11/29 (Sat)
河村  隆とー
樹    希彦のー

河村&樹  かんたんクッキングー☆(きらーん)


河村  皆さん、こんにちわ
     今日も『隆と希彦のかんたんクッキング』の時間がやってきました
樹    さっそく本日のゲストを・・・と言いたいところですが、今日はゲストじゃなく
     特別講師にお越し頂いたのね
     特別講師の木手永四郎さんです

木手  あらやだ、講師だなんて。そんな大袈裟なつもりじゃなかったんだけど…。
     ともかく2人とも、今日はよろしくね☆(ぎらーん)

河村  今回は普通にゲストとして来てもらうつもりだったんだけど、リクエストとか
     聞いてる流れで、そういえば俺も樹っちゃんも沖縄料理はからきしだった
     ことに気付いて、それで木手に講師をお願いすることになったんです
樹    本場の味を教えて欲しいのね!(鼻息荒く)
木手  はいはい(苦笑)。
     とりあえず『かんたんクッキング』っていうことだから、今日はかんたん
     でポピュラーな沖縄料理を紹介するわね
樹    どんなお料理ですか?(わくわく)
木手  沖縄料理と言えばこれ『ラフテー』
河村  あぁ、豚の煮物だよね?
木手  そう。これって時間はかかるんだけど、とっても簡単なの。
     さっそく始めちゃいましょう。
樹    まずー、豚バラ肉の塊を1kg・・・1kgって・・・何人分ですか?
木手  さあ?作りやすい量でやるから良くわかんないわよ(笑)
     それぐらいの量でも皆で食べればあっという間になくなるわよ
河村  ・・・そういえば比嘉中には田仁志がいたねぇ。
     余ったりしないんだろうねぇ・・・(感心)
木手  田仁志君に限らず、うちの子たちはほんっとよく食べるわよ~。
     味わってんのかしらってくらい、さっさと食べちゃうし。
     作ってるほうからしてみれば、あれだけ時間かけて作ったのに30分もし
     ないでぜーんぶ無くなるのよ!?
     一体アタシの労力は何だったのかしら!?て呆然とすることもあるわね。
樹    あー、それは俺も思うことあるのね。
     でも、美味しいって言って貰えるのは嬉しいですから
木手  そうね。その言葉だけで、全て帳消しになっちゃうんだから不思議よね。
     「美味しい」って魔法の言葉よ。本当にね。
     さてと、料理を再開しましょうか。
     まずこの豚バラ肉をこれくらい(7~8cm角)に切っちゃって
河村  じゃあその間にお湯を沸かすね。大きな鍋にたっぷり沸かしてください
木手  で、切ったお肉をどぼんと入れちゃって、一度煮立ったら弱火にして、
     だいたい3時間くらいアク取りしながらゆでるの
樹    3時間もゆでるんですかー
木手  そう。じゅうぶん柔らかくなるまでゆで続けるの。
     あ、お湯はどんどん減っちゃうから、途中で足してね。
     そうねぇ、お肉が常にお湯をかぶってる程度には保って欲しいわね
河村  ゆでてる間に話でもしようか。木手はよくお料理するの?
木手  そうね~、いまは母親も働きに出てるし、部活もあるし祖母がいるから
     毎日ではないけど、台所仕事はよくするわね
樹    朝昼晩のご飯作ったりもしてるのね?
木手  ええ。あとは彼氏がいるときは彼に作ってあげたり。
     アタシの料理って基本的に祖母から教わったものだから、全体的に茶色
     っぽい感じだけど、おふくろの味って言うの?
     それで男はイチコロよ~
河村  ・・・彼氏?
木手  うちの母の名言なんだけど『ご飯が美味しければ男は必ず帰って来る』
     って言うのがあってね。
     美味しいご飯食べたさに浮気しないで帰ってくるんですって。
     まあ、あれね、食欲と性欲って通じるところがあるっていうか
樹    しょくよくとせいよく・・・
木手  でもねぇ・・・アタシったら帰巣本能がずっぽり抜けちゃってる男にばっかり
     引っ掛かっちゃうみたいで
     逃げられたり・・・駄目になっちゃうことが多いのよねぇ・・・(遠い目)
     それともアタシの料理の腕がまだまだってことなのかしら・・・
河村  えーと?(←話についていけていない)
樹    うーん・・・
     そういう意味ではサエは帰巣本能があるってことですかね・・・(ぼそり)
木手  あら、まれちゃん(←樹っちゃんのこと)、あなた彼氏いるの?
樹    まあ、そのようなものは、はい
河村  そのようなもの?(←まだ分かってない)
木手  いいわねぇ~。アタシなんかいま独り身よ!
     この寒くなってきた季節に独り!寂しいったらないわ!!
     で、その彼氏、どうなの?いい男?(わくわく)
樹    そうですね・・・顔はいいと思います
木手  あら、顔だけ~?そんなことないでしょう?
     ま、あんまりノロケられたら苛っときちゃうけど!
     独り身の僻みなんですけど!
河村  ????(←駄目らしい)

・・・そんなこんなで3時間経過

木手  そろそろいいかしらねぇ~
河村  お肉がどれぐらいになったらとか、ある?
木手  う~ん、菜箸がすーっと入っていったら、かしら?
樹    入ったのね!
木手  じゃ、これをざるで濾して、お肉とゆで汁に分けるわよ
河村  ゆで汁は捨てないのかな?
木手  そ、使うから取っておいてね
樹    はい。じゃあ、空になった鍋にお肉を戻すのね
木手  そこで、ゆで汁をこれくらい(1カップ程度)と、
     泡盛をこれくらい(←と言って瓶から直接どぼどぼ入れる)と、
     おしょうゆはこんなもんかしらね。
     で、あとは黒砂糖を入れて、蓋をして、弱火で15分くらい煮るの。
     たまに菜箸でかき混ぜながらね
河村  これで完成?
木手  そう。時間かかるけど、案外簡単でしょ。材料も少ないし。
樹    へぇ~泡盛さえ用意すれば、うちにある材料でもすぐに作れそうなのね
木手  沖縄料理はよく泡盛使うから、準備しておいてね。
     さ、煮えたわよ。食べましょ。


材料(作りやすい分量)
豚バラ肉(塊)   1kg
泡盛       1/2カップ
しょうゆ     大さじ4
黒砂糖(粉末)  大さじ4~5
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