王家の日常 忍者ブログ
最近、腸を揉んでいます(何)
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2024/11/01 (Fri)
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2009/05/27 (Wed)
久しぶりに映像に触れたりしています(更新はどうした)。
キングさんは基本的にノンフィクション系のドキュメンタリー映画とか、あと自伝的映画とか好きなんですが(「カポーティ」とか)、それはともかくようやく「魍魎の匣」を観ました(アニメじゃなく実写のほうです)。「姑獲鳥の夏」は観てないです。そっちは故実相寺監督なんですよねー。ウルトラマン。ウルトラマン。実相寺監督って横溝作品も映像化していますから、そっちはそっちで観てみたい気もしますが。
ともあれ魍魎。想像してたよりずっと良かったです。一応、中高時代に京極フィーバーがきていた世代なキングなので、ついでに言うと京極作品のなかで一番好きなのは魍魎なので、観る前は色々と思うところがあったのですが、観たら観たで、あぁこういう演出。ほうほうこうくるか。なるほどー巧い巧い。と楽しめました。阿部寛がエノさんってどうなのかしら?と思ってたけど、この映画の中なら違和感なかったです。原田監督の他の作品も観たくなりました。とりあえず姑獲鳥も借りてみようかな…。あっちは永瀬が関口なんですよね。椎名の関口は良かったです。

で、あとようやく「スカイ・クロラ」も観ました。青春時代をパトレーバーに捧げたキングとしては(ちょっと誇張)、あと森作品がやはり中高時代にフィーバーしていた世代としては、押井と森の夢のタッグだったわけですが、今更観ました。というのも森作品はミステリばかり読んでいて(ちなみに森ミステリはいつもいつも読み終わった後「また騙された!」と本を投げつけたくなります。でも好き)、スカイ・クロラは1巻目だけ読んで、あんまり好みじゃないなー、と思って2巻目以降を読んでいなかったんですね(森先生曰く、1巻目が時系列から言うと最後の話になるらしいですが)。だけど、まあ、押井監督が好きそうな話ではありました。なので押井監督の趣味全開でくるのかなー、と思って観たんですが(監督が趣味全開で作った作品と言えば「紅の豚」ですよね。押井監督なら「立喰師列伝」ですか)、意外に原作を踏襲している部分が多くて逆に吃驚しました(そりゃ原作ですからね)。
もっと別の作品みたいにしてくるのかと思ったのですが、意外。押井色が抑えられている感じがします。長台詞ないし(そういえばどっかのインタビューでその辺をやめたとか何とか言ってたような…)。演出もいつもと違う感じで。押井監督のいつもの調子が好きな人には物足りないだろうけど、初心者にはいいかもしれないです。なんか、静かな作品でした。

他にも何本か観てまして(更新は?)、一度スイッチが入ると観続けてしまうという悪循環に陥っている今日この頃。日本映画中心に攻めていこうかなーと思ってます。

あー、更新止めてて本当に申し訳ありません。
今月中に赤澤連載を終わらせたいと思っていたのですが(何故なら来月は原稿があるから)、もうしばらくかかりそうです。
春は色々と思い悩む時期ですね。はやく抜け出して呑気なギャグを書けるようにしたいです。

ホカリさん 食べに来てください!ていうか作りに行きましょうか!?働き過ぎですよー。ちゃんと寝てくださーい!
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