王家の日常 忍者ブログ
最近、腸を揉んでいます(何)
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2024/11/01 (Fri)
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2009/03/14 (Sat)
新刊、出ます。
終わりました!終わりましたよ!!

というわけで、明日の詳細です。

スペースNo.西2 X48b
サークル名 王様

新刊
「落ちてくるのをいつまでも待ってるから」
A5 28頁 鳳×滝 300円
鳳が滝の色香に迷う話(誇張有り)

既刊
「夢のような手塚」
B6/p16/100円/塚乾

「最高でも最善でも最良でもなくても」
A5/p20/200円/不二タカ

「悲しみよ こんにちは」
A5/p26/300円/榊大和

「タイムマシーン」
A5/p20/200円/ベカミ

「はるとなつとあきとふゆと」
B6/p92/400円/不二タカ再録

よろしくお願いします。

ちなみに原稿が終わったのは13時過ぎでした。
そこから準備してコピーして、今夜、遊びに来るライオンキングと待ち合わせて、ご飯食べて、帰ってから、ライオンキングに製本して貰っている間に、恐ろしく汚れた部屋を掃除して、今に至ります。
はー。疲れました。でも終わってよかったです。というか表紙込み20頁の本を作ろうとして、結局28頁の本になったことに、キングが一番驚いています。どんだけ鳳×滝を書きたかったのっていう。
ともあれ、明日はなるべくスペースにいるようにしますので、いなければライオンキングがいるはずですので、よろしくお相手下さい。

そして、鳳×滝なんてこのサイトでは珍しいカプなので、一応、少しだけサンプルを置いておきます。

でわ、明日、お会いしましょう。

「跡部、萩之介に悪い虫ついた」

そう言うと跡部は、片眉だけ持ち上げて

「こいつが悪い虫じゃなく、か?」

と、皮肉っぽく笑った。慈郎は大きく頷いて、その意見に同意する。滝が悪い虫になって、あちこちに血を吸いに行っているのは今更で、わざわざ口に出して言うことじゃない。でも、今回は違う。滝に、悪い虫が、ついた。

「悪い虫って…慈郎?」

物心つく前からの長い付き合いだけに、慈郎の意図するところがちゃんと分かっているようで、滝は苦笑しながら首を傾げた。
慈郎はもう一度、ぎゅっと強く抱きしめて、駄目、と繰り返す。

「駄目ったら駄目。俺は嫌。だから、萩之介は跡部とくっついちゃえばいいんだよ」

跡部なら滝をよく分かっているし、何より2人が一緒のほうが慈郎は嬉しい。本気でそう言ったのだが、受け取るほうは

「だからの意味がわかんねーよ」
「あはは。そうだよね、本当は俺も跡部が良かったんだけど、跡部が俺じゃ駄目だって言うんだから、失礼しちゃうよね」
「俺とお前でいつそんな話になった」
「やだなぁ、忘れちゃった?」
「生憎、記憶にねえな」

と、すっかり茶化してしまう。
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